今まで,多くの企業様のiso9001取得の指導を行い、お客様が、無事iso9001を取得されたものの、コンサルの指導が終わり、

私の手元を離れ、やはり不安に思うことは、iso9001の取得後に、自分たちでiso9001の運用が続けていけるかどうかという思いがいつも脳裏を

走ってきます。

iso9001の取得の指導でコンサル料金を頂き、iso9001取得後のコンサルの提案はなかなか出来なかった。

取得後の後に、継続的なコンサルの提案をするとしたら、お客様は、また金銭的負担が発生するからです。

(今のiso9001を取得する為のコンサル料金は、昔の4分の1ほどだから、昔よりは随分と安いのだが)

今年10月にiso9001の取得をされたお客様から,取得後に引き続きiso9001運用のコンサルのお願いをされました(審査機関の認証連絡を待たずの8月より)

毎月2回の指導のコンサル契約です。

毎月2回の指導について,どんな指導をすれば良いか考えました。 当然、このお客様にはどんな指導が良いのか、お客様のレベルに合った指導をする必要があります。

1回の指導は、会社の日々発生する問題点についてiso9001を使った改善について、品質保証部全員で考えることに。

もう1回は、内部監査を実施してもらうことを推奨しました。そして年一回実施の内部監査実施の決まりを、年6回の内部監査の実施に変更し、

品質マニュアルの改訂がされました。

よって何処かの部署を内部監査の対象に計画して頂き、内部監査を実施してもらうことにしました。

私は、その内部監査を見学させて頂き、監査中は一切口をはさまず,監査の終了後に,私の所見を述べて頂き、 お客様に検討して頂く問題点を列記して

指導の終了にしました。

内部監査の実施は、一年経ったら、iso9001の運用を自力で行うことが出来るようになり、 いろいろな社内で起きる問題点についても真剣に

取り組んでいく姿勢ができるものと思います。 結果的に会社の成長につながるものとおもいますし、iso9001の取得のメリットもあるものと思います。

同じように、毎年毎年、形骸化された審査を受けられ、IATF16949のシステムが図られていない企業様ございましたら、一度ご相談下さい。