S株式会社  S 様

お世話になります

「公共工事参入のため、ソフト弊社内で検討中」というメールを頂きましたので
少し書かせて頂きます。
ソフトを購入のご検討をされているということですが、当然、経営事項審査の評点アップのためだと思います。

評点アップの対策については、
(1)ソフトを購入して、自社で評点計算をする。
(2)詳しい税理士、行政書士の方に指導を頂く(なかなか詳しい方を見つけることができない)
(3)弊社みたいな詳しい専門家に指導を頼む。
(4)その他

上記について、まとめてコメントさせて頂きます。
(1)ソフトを購入されても、そのもとになるのは、会社の財務諸表(決算書)の数値です、会計数値が正しく

なかったりいたら、当然、評価の一つの経営状況分析のYの評点もその財務諸表にもとずいて算出されます。

会計知識も必要です

またソフトも弊社でも販売(https://mjb.co.jp/keshinsoft 参照)していますが、様々です。その使い方も

覚えなくては、なりません。

ソフトには多くの機能で説明してあるのもあります。多くの機能は不要です。結果が早く出ればいいのです。

あと皆様は、年1回しか使用されません。次年度になったら、そのソフトの使い方も忘れています。

(2)経審に詳しい税理士先生が近くにいらっしゃったら、評点アップについてご相談されるのが一番ベター

ですが、現在頼まれていないみたいですね。
貴社の経営事項審査の結果通知書を見させて頂きました。自社で経営事項審査の申請をさているのでしたら、

経営状況分析の評点の〇〇〇点はまずまずですが、本当は貴社の規模でしたら経営状況分析Yの数値は、

1000点は確保しないといけません。(借入金、支払利息で評点を下げています)この文章を書いている今、

貴社の決算日が12月31日であることに気づきました。本来この経営事項審査の評点について考えてい時期は、

半年前、遅くても8月には考えることが大事です。(本来は毎年の計画を立てることが必要です)

(3)弊社でお話しするのは、失礼ですが、一番良いのは、1回だけでも弊社の指導を受けられるのが、貴社の

これからの経営の活かされると思いますが。指導料はかかりますが、消費税の納付金額(6億円以上の完成

工事高ですから、1500万円ほどは納付されているのでは)に比べると、微々たる金額です。

(4)社歴が〇〇年もあるのに、”公共工事参入のため”、ですか?
公共工事の受注には、工事実績(発注者の工事実績)がものを言います。よってその実績を一つでも作る

ことが大事です。JV工事でもかまいません・
工事受注先は、〇〇県ではなく、〇〇市の受注に目を向けるべきです。
経営状況分析を見させて頂いた中で、感じたことは、工事施工時における実行予算通りの施工がされて

いない(工事の管理がされていない)ので工事で赤字を出しています。

この令和4年だけのことかもしれませんが、完成工事高626,532ー工事原価245,032

=売上総利益381,500(60.08%) 特別損失が発生したのでしょうか?

以上 いろいろ書かせて頂き、失礼なこともあると思いますが、その点はお許し下さい。

追記)学生時代に、〇市まで(今は〇市となったのですか?)学生の友人の結婚式に行ったことが

あります。

あと弊社の別事業ですが、郡山市のふくしま医療機器開発支援センター様(https://fmddsc.jp/outline/)

には、ISO17025の品質マニュアル等を納品させて頂きました。

有限会社都城情報ビジネス 松元 義仁(マツモト 義仁)