経審結果通知書の見方

経営事項審査結果通知書の見方についてですが、まずは経営事審査結果通知書をずっと眺めてどんなことが内容としてあるか慣れることからはじめてください。

自社の経営事項審査結果通知書を準備して,印刷してご覧下さい。

経営事項審査結果通知書の見方については、二通りの観点から見る必要があります。

それは、一つの見方は、形式的にどのような内容から、経営事項審査結果通知書が構成されているかという見方です。

そしてもう一つは,その内容の良否の実質な点からの見方です。

それは経営事項審査結果通知書の内容が他社と比べて良いのか悪いのか、 又自社においても前期比較してどうなのかというように分析できる必要があります。

まず、この経営事項審査結果通知書には、その会社の会社名、所在地、社長名、電話番号、許可区分、許可主管、営業年数、許可番号、資本金、売上高、自己資本の金額、利益剰余金の金額、流動負債、固定負債、支払利息、受取利息配当金、売上総利益、営業利益、経常利益、固定資産、資本の部の金額、営業キャツシュフローの金額なども分かります。

純支払利息比率、負債回転期間、総資本売上総利益率、売上高経常利益率、自己資本対固定資産比率、自己資本比率が分かります。

 

五つの評点x1、x2、Y、Z、W

ここからは、五つの評点x1、x2、Y、Z、Wについて書いておきます。

X1は、平均完成工事高の評点といわれ、土木一式、建築一式、管工事、電気工事、水道工事などその工事種類別に2年又は3年の平均の完成工事高の金額によつて点数が決められています。

現在の建設業界の公共工事の受注は、発注が多くできる状況ですが、人材不足で仕事を取りたくても技術者がいなく入札に参加できないという経営環境にあります。

x2は、自己資本額と平均利益額により点数がつけられます。自己資本額も先に述べたとおり、会社経営において、利益率が低下しており、 自己資本の取り崩しも多くみられており、自己資本の充実は厳しいものがあります。

また平均利益額については、二年間の営業利益と減価償却実施額の平均によります。 よって二年間にわたり営業利益を出す必要があります。

技術職員数及び工事種類別元請完成工事高Zの評点のウェートは25%で,平均完成工事高の評点X1と同じウエイトになっています。

元請工事の多い会社には、 有利になるようになつています。

また配点についても、6点、5点、3点、2点、1点の配点に改正されています。

 

経営状況分析の評点Y

経営状況分析の評点Yについては、8指標からなっています。

経営状況分析のY評点は、会社の経営実態を反映した評価制度になつています。よって財務諸表の虚位作成が排除されるようになつています。

Yの評点は、会社様にとっては,一番計算しにくく,毎年変動する評点で,評点計算にあっても注意する必要があります。

この評点は,最低800点以上は確保する必要があります。700点以下の会社様は、1点でも評点を上げる努力をして下さい。

600点に満たない会社は危機感を感じるようにして下さい。

 

その他社会性W

その他社会性Wについては、ウエイトが15%と、従来の経営事項審査と変わらないにもかかわらず、付与される点数は、190/200で調整されていますので注意する必要があります。

また民事再生法又は会社更生法の適用の有無,国際標準化機構が定めた規格による登録の状況(ISO9001,ISO14001)国際規格の取得,建設機械の保有状況などがあります。

 

経営事項審査結果通知書の見方

ここで経営事項審査結果通知書の見方については、他社の経営事項審査結果通知書を数社入手して比較し参考にする必要があります。

自社とライバル関係にある会社の,経営事項審査の評点を調べないで経営事項審査の評点対策は出来ません。

それは、格付けとか、ランキングとか、順位というものは、他社との比較との関係だからです。

経審の評点アップの相談はこちらまで

このようなツールを揃えていくことにより、経営事項審査の見方の能力も向上していきます

 

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